わりと長くアメリカに行っていたらしい
友人から土産が届いた。
ヴィクトリアズ・シークレットのボディー・ウォッシュと
花のお茶がたくさん。
おお、女子の香り!
香りがものすごく外国で、うおおおおおおお
と、盛り上がって大変である。
かいでいると、まるで旅行しているような気分に。
土産って、そういうものだよね。
その人が行った土地のひとかけらを、
旅のかけらを、「はい」って贈るもの。
しかもその花のお茶の香りは、
贈ってくれた彼女のイメージにぴったりの
やさしくてセクシーな香りなので
かいでいると、彼女とお茶でもしている気分。
で、気づいた。
そうか、彼女と一緒にいるとき
私は旅をしているような、外国にいるような、
ちょっと自由な気分になるんだな、と。
きっとこれを今頃自宅でブサイクな眼鏡でもかけて
読んでいるであろう君よ。
また近いうち、会おうね。ありがとう!
それとはまた別に、友人から遅い年始ハガキというか
寒中見舞い手紙もいただく。
封を開けると、気味のわるい毛皮付きカードが
もっさ〜!ざわざわざわ!と出てきた。
たたずまいが生き物っぽくてなんだかすごく・・・
イヤな感じ。
人がイヤがりながらも笑うポイントを
よくわかっている彼らしい贈り物。
なにかイヤな贈り物返しをしたいところだ。
このあいだ広尾の外国人滞在者向けスーパーマーケットで見かけた
巨大マフィン30個パックとか突然送りつけようかな。
もらってもほんとに困るだろうが。
話はまた変わる。
テレビからポリスのライブ映像が流れていたとき。
ギターの泣きのソロが流れ出すや
夫が静かに「このギター、布袋のギターの音と同じだ・・」
とつぶやいた。
夫は幼少の頃、ディープなBOØWYファンだったのである。
「へえー。今どんな気持ち?」と何気なく聞いたら
「すごく・・・なつかしい気持ち・・」
とはずかしそうに教えてくれた。
思わぬ場面でカノジョの昔つきあった男の話を聞かされたようで、
たいへんビミョウな気持ちになる。
話はだいぶ変わって、最近なんだかまた思春期である。
でも思春期なのがうれしいので、
「うれしい」と思えるだけもはやオバサンなのではあるが
なにはともあれ悩んでもがいてと、楽しい日々だ。
春が近いせいもあるだろう。
春は毎度のことだが頭がおかしくなる。
これから芽吹く植物たちの濃厚な気配やおしゃべりが
始終聞こえるようだもの。
わかりやすくはじけられない人間にとっては
春ってほんとに大変な季節と思う。
この不安な感じが大好きなのだけど。